かかとの秘密

 
 FOOTMAXのソックスはつま先の形状、母・小趾球、アーチサポートなど独自の編み方が特徴的なソックスであることは以前のコラムでもご紹介してきました。今回はかかとの意外と知られていない秘密についてスポットを当ててみようと思います。一般的なソックスのかかとと比較しながら、いろんなかかとの種類をご紹介いたします。
 

ノーマルヒール(通常のかかと)
 

 よく見る一般的なソックスのかかとの形状です。つま先やかかとにある編立の切り替え線はゴアライン呼ばれ、このゴアラインがまっすぐになっています。ゴアラインが長いとかかとの角度が深くなり、踵をしっかり包んでくれるので、靴下がズレにくくなります。基本の形ではありますが、かかと部分のゴアラインの深さで履き心地が全然違ってくるので、お手持ちのソックスもチェックしてみてください。
 

Yヒール(ワイヒール)


 名前の通り、ゴアラインをY字状に分けた形状です。立体的でホールド感がUPするので、スポーツにも向いており、FOOTMAXでも多くの品番で使用しています。
 

 
エキステンドヒール


 かかと上部を大きくしたヒール形状です。靴擦れしやすい箇所など、通常かかと部分より上まで補強部を広く持たせたい場合などに使用されます。


 
オリジナルヒール

 
「FML027 らく〜にはけるソックス」
で使用しているオリジナルのヒール形状です。大きく包み込むように編んだかかとは特殊な編みで曲線となるゴアラインがかかとを押さえ、ズレにくくしています。

 
 
いかがでしたでしょうか。

ゴアラインを増やすとその分編む時間もかかり、編みにくくなりますので、短くしている商品が売られていることもありますが、ゴアラインが長く大きなもののほうがかかとを包み込むように足にフィットしますので履き心地が変わってきます。






 これらヒールの組み合わせや編み方でいろいろなヒールがあるので、お持ちの靴下や新しい靴下を購入する際などに見てみてください。