夏場の紫外線対策
いよいよ夏本番!長期休暇で屋外でのレジャーやアクティビティを楽しまれる方も多いのではないでしょうか。みなさんは日頃どんな紫外線対策を行っていますか?
一般的には日焼け止めや日傘、帽子やサングラスなどを思い浮かべる人が多いかと思います。
紫外線は、「シミ」や「そばかす」「しわ」などのお肌のトラブルや、「白内障」や「皮膚癌」などの病気の原因にもなる恐ろしい存在。その紫外線量が一年の内で多いのは、6月から8月にかけてで、5月から増え始め、6月には真夏とほぼ同量になります。
また、日差しが弱いからといって油断は禁物です。曇りの日でも晴れの日の50〜80%近く、雨の日でも20〜30%の紫外線が降り注いでおり、直接日光にあたらなくても地面や建物から反射した紫外線を浴びているのです。
最も多く紫外線が降り注ぐのは10時から14時の間。この時間帯に1日のうちの約60%もの紫外線が降り注ぎます。この時間帯の15分間に浴びる紫外線量は朝夕の3時間分に相当するとも言われています。
皆さんもご存じのとおり、紫外線に対する皮膚の主な防御反応はメラニンの形成です。皮膚に紫外線を照射すると照射された部位の皮膚が黒くなったり、赤く炎症を起こすこともあります。
近年の研究によると、目に紫外線が当たることでも日焼けをしてしまうということがわかってきました。紫外線が目に当たると目の表層に炎症が起き、その刺激が脳に伝わります。ここから分泌されるメラニンを増やす作用のあるホルモンが全身に行き渡って皮膚でメラニンが作られることで日焼けするのです。
長い時間日光に当たった場合、特に運動をしていなくても「何だか疲れた」と感じたことはないでしょうか。紫外線を目に照射した実験によると、疲労の際に見られる物質が血中に増加していたことがわかりました。この仕組みは人間がストレスを受けたときの反応と同じなのです。
改めて、紫外線対策がいかに大事かということがよくわかりますね。
当ショップでもUPF50+の紫外線対策のアイテムを扱っております。
「UPF」とはUltraViolet Protection Factor(紫外線保護指数)の略称で、南極のオゾンホールの影響を最も受けているオーストラリア/ニュージーランドで定められたUVカットの世界的基準値であり、衣類などの紫外線防止指数です。
紫外線(UV)の人体影響度(=肌に紅班が現れる)基準評価で、数値が大きいほど紫外線の影響を防ぎます。最高値は50+です。夏の太陽光の下で、皮膚が赤くなりはじめる時間を約50倍以上遅らせてくれるという数値です。
吸水速乾性のある素材を使用し、夏場でも爽やかな着け心地を追求しました。フィット感に優れており付け外しも簡単です。また、軽量かつコンパクトなので携帯にも便利です。
上手に紫外線対策をして酷暑を乗り切っていきましょう!
(コラム:2024年 7月 更新)